サピックスとグノーブルの違いは?【子どものタイプ別に分析】

こんな疑問をお持ちの方に!
  • 中学受験の塾を探している
  • サピックスとグノーブルって、何が違うの?
  • どっちが難しい?
  • 入塾テストに違いはある?
  • わが子にはどっちが向いているか知りたい

こんな疑問をお持ちの方のために、自身も中学受験を経験した東大卒ママが、実体験をもとに違いを解説します!

ちなみに、我が家の子はサピックスに通塾していました。また、グノーブルは説明会で話を聞き、体験に参加しました。このブログで、お子さんに向いている塾を探す糸口になればうれしいです。

目次

サピックスとグノーブルの基本情報をおさらい

サピックスとグノーブルは、両方とも中学受験の有名塾で、どちらも難関中学に強いと言われています。グノーブルはサピックスから独立した講師が立ち上げているので、基本的にはよく似ています。

サピックスの特徴(中学受験の場合)

サピックスは、難関校受験に特化した大規模塾です。

  • 完全復習型の授業スタイル
  • 難関校合格に直結したカリキュラムとテキスト
  • 首都圏を中心に多数の校舎(45校舎以上)
  • 競争意識が高く、ハイペースな学習環境

グノーブルの特徴

グノーブルは、サピックスから独立したスタッフが立ち上げた中規模塾です。

  • サピックスと類似したカリキュラム
  • 少人数制(約10人/クラス)で面倒見が良い
  • 首都圏限定の少数校舎(14校)
  • 競争をあまり煽らない学習環境

サピックスとグノーブルの違いは?

すでに書いた通り、グノーブルはサピックスから独立した講師が立ち上げています。ですから、基本的にはよく似ています。

  • 難易度が高い
  • 休み時間がない
  • プリントタイプのテキスト

ただ、細かい違いもありますので、解説していきます。

カリキュラムの違い

両者のカリキュラムはとてもよく似ていますが、私が感じる範囲で「わりと大きい」と感じる違いは2つあります。

  • グノーブルは、歴史に時間を割く
  • グノーブルは算数理科と国語社会で別々にコース編成がされる

それぞれ詳しく解説します。

グノーブルは、歴史に時間を割く

サピックスの歴史は、5年生の夏休み明けから始まり、半年で終わります。

一方、グノーブルの歴史は5年生の最初(4年生の2月)から始まり、1年かけて取り組みます。

始まるタイミングも違いますが、かける時間もちがう! 

グノーブルの歴史は、その事象が起きた「背景事情」によりスポットを当てると伺いました。

例えば、710年に桓武天皇が平城京を作りましたが、「なぜ奈良から京都に都を移したのか」、当時の政治的背景や地理的背景をしっかりと抑えていくというイメージだと思います。

歴史が好きな子には、たっぷり学べるグノーブルのほうが楽しいかもしれませんね。

グノーブルは算数理科と国語社会で別々にコース編成がされる

サピックスでもグノーブルでも、月に1回くらいの頻度でテストがあり、テストの結果によってクラス分けがされます。

サピックス:4教科の成績でクラス分け
グノーブル:算・理の成績でクラス分け+国・社の成績でクラス分け

例えば、「算数は成績がいいけど、国語はボロボロ……」という場合、クラスのレベルと本人の実力がずれてしまう可能性があります。

算数はもっと応用を解いてほしいけど、国語はじっくり基礎からやってほしい

グノーブルだと、このミスマッチが起きにくいように思います。

通塾日数・時間の違い

さて、次に大きく違うのは、5年生の通塾日数かなと思います。

グノーブル:週2回 17:00-21:00(各4時間)
サピックス:週3回 17:00-20:00(各3時間)

習い事を続けたい場合にはグノーブルのほうが調整しやすいですし、生活リズムを重視する場合にはサピックスのほうがニーズに合いそうです。

生徒数が違う:サピックスはグノーブルの9倍

サピックスの人数は、グノーブルの約9倍。特に難関校を受験する場合には、自分の立ち位置が把握しやすいというメリットがあります。

グノーブルは、全体の人数だけでなく、1クラス当たりの人数も少なめです。一番多くても18人で、校舎や学年によっては10人くらいのこともあるようです。

ちなみに、サピックスは15~20人なので、校舎によってはサピックスのほうが1クラスの人数が少ない可能性もあります

雰囲気の違い

サピックスのほうが校舎数が多く、人数が多いです。そのため、クラスの上がり下がりが激しくなります。競争が好きなお子さんや、クラス昇降がほどよいプレッシャーになるタイプのお子さんには、サピックスが向いています。

一方、グノーブルの生徒数は、サピックスと比較して約9分の1。説明会や体験授業でも、ひとりひとりの性格や得意不得意をよく見ているという印象を受けました。コース数も1クラス当たりの人数も少ないので、環境の変化が苦手なお子さんや、クラス昇降がプレッシャーになってしまうお子さんには、グノーブルのほうがよいのかなと思いました。

グノーブルのほうが癖が強い?

説明会での印象ですが、サピックスよりもグノーブルのほうが「癖つよ」な先生が多いかな?という印象を受けました(悪い意味ではないです!)。また、「相性がはっきりと出やすい塾です」「子供が楽しめなかったら無理せず、時期を改めるか、別の塾へ」というようなこともおっしゃっていたのが印象に残っています。

サピックスのほうが競争をあおる?

サピックスの保護者会には複数回参加しましたが、グノーブルの説明会と比較すると「勉強しよう」という圧を感じました。学年の違いもあるため、一概には言えませんが、サピックスのほうが「合格志向」が強いと感じました。

入塾テストの違い:サピックスは有料だけど復習ができる

サピックスとグノーブル、入塾するためにはどちらも「入室テスト」に合格しなければいけません

サピックスのテスト
  • 受験料3000円
  • 問題用紙がもらえる
  • 解答用紙がもらえる
  • 得点・偏差値がわかる
  • 復習できる

サピックスのテストは有料ですが、その分フィードバックもしっかり。順位や偏差値も出ますし、問題と解答がもらえるので自宅で復習ができます。

グノーブルのテストは無料ですが、問題も解答ももらえません。後日郵送で、得点と合格基準点が送られてきました。入塾にあたっては、「塾のカラーに合うかどうか」も評価項目に入っていそうな雰囲気がありました(点数はイマイチでも、粘り強く解く姿勢が評価される)。

グノーブルは体験授業がしっかり受けられる!

サピックスの体験授業は、入室テストを受けた子全員が対象で、テスト後に30分くらいでした。一方、グノーブルの体験は「合格者のみ」で、普段の授業をまる1週間分体験できます。

入室テストの難易度は? どっちが難しい?

問題がもらえないのでわかりませんが、テストを受けた本人は「算数が難しくて、最後まで解けなかった…」と言っていました。サピックスのテストの時も同じことを言っていたので、難易度はあまり変わらないのかもしれません。

サピックスとグノーブルの比較表

ここまでの情報を、わかりやすく一覧で比較しました。

項目サピックスグノーブル
規模大規模塾中規模塾
校舎数45校舎以上(首都圏中心)14校(首都圏限定)
授業スタイル完全復習型サピックスと類似
クラス人数15~20人約10人(最大18人)
競争環境競争意識が高い競争をあまり煽らない
カリキュラム難関校合格に直結サピックスと類似
歴史の学習5年生夏休み明けから半年5年生最初から1年間
コース編成4教科合計でクラス分け算数・理科と国語・社会で別々にクラス分け
5年生の通塾週3回(各3時間)週2回(各4時間)
生徒数グノーブルの約9倍サピックスの約1/9
雰囲気クラス昇降が激しい環境の変化が少ない
ひとりひとりに目が行き届く
入塾テスト有料、フィードバックあり無料、フィードバックなし
テキストプリントタイププリントタイプ
向いている子・競争意識が高い
・目標意識が高い
・主体的に学習に取り組める
・プレッシャーに強い
・ハイペースな学習環境を好む
・競争をあまり意識せず学習したい
・少人数制の環境で学びたい
・粘り強く考える
・算数と国語の実力の差が大きい
・面倒見の良さを求める

塾選びの参考になったらうれしいです。

サピックスやグノーブルの入室テストをうけるときには、勉強をして対策をしてから受ける方も多いです。特にサピックスに入る子たちは、「最初から、できるだけ上のクラスに入る」ことを目標としているご家庭も多くあります。

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